★ 教材について ★
Yuka's English Roomでは、
「自己表現ができるようになること」に重きをおいて、教材を選んでいます。
文部省は小学校からの「文字導入」をあまり勧めてはいないようですが、
私個人としては、母国語ではない言葉を、音だけを頼りに文章を組み立てて話すことは
かなり難度が高いのではと感じています。
文字なしで言いたいことを話すには、「音だけの語彙」が相当数必要です。
ご自宅でずっと英語を聞いている、または親子で英語で話している環境であれば
自然に文章を記憶し自分の言葉として話せるでしょうが、週1のレッスン+家庭学習程度の
リスニング量ですと、話せる内容も「挨拶程度の日常会話」に限られてしまうと感じています。
赤ちゃんから幼児期はもともとの語彙数も少なく、文の構成も極端に短いので
文字は必要ないかとは思いますが、ある程度の知識レベルが備わった小学生には
「文字導入(読み・書き)」は不可欠だと考えています。
①語彙・・・「英単語でポン」終了後は「出る順・英単語・熟語5級、4級」
DVDで視覚的に英単語を捉え、耳からの情報と同時に、基本300語を無理なく身につけていく教材です。
読みテストも行います。約1年で「英単語でポン」を終了しましたら、レベルに応じたテキストで語彙力をつけていきます。随時単語テストも行います。
②フォニックス・・・「フォニックステキスト」
アルファベットを一通り覚えたら、英語の音読みルール(フォニックス)を学習します。
子供たちは、この音のルールにしたがって、音を聞きとり、英語のスペルを書けるようになっていきます
③精読、多読・・・[Razkids」
アメリカのオンライン学習サイト「Razkids」と契約をし、ご自宅でも千冊以上の絵本を読む環境を整えます。
宿題で録音課題もあります。
④表現・・・「自己表現」
既にそこにある文をそのままの形で暗記することは、実はそんなに難しくないこと。
特に耳がいいお子様はとても上手に耳コピー、リピートができます。
しかし母国語ではない言語で、相手の言っていることを正確に聞き、自分の言いたいことを自分の言葉で表現することは、それがどんなに簡単な英文の構成であろうと非常に難しいことです。
特に自分の考えを述べる、ということが日本語でも苦手なお子様にその傾向が見られます。
しかし国際社会では、自分の意見がなければ相手にしてもらえません。
指示待ち人間のおりこうさんでは強くたくましく生きていけないのです(笑)。
日本人ならではの相手を思いやる気持ちにもうひとスパイスを加え、
出るところに出たらしっかりとした意見を述べられる国際人を目指しましょう。
また年に1回はネイティブスピーカーをゲストティーチャーとして招き、
自然なコミュニケーションがとれる機会も設けています。
⑤文法・・・「ひとつひとつシリーズ」
ある程度読み書きができるようになったら、「中1ひとつひとつ」シリーズで文法学習を始めます。その学習過程を終了する頃に、並行して英検の過去問にも取り組んでいます。
⑤その他
「自己表現テキスト」「クリスマス会」「日記」などを通じ、自分の思いを伝える場も多く設けるようにしています。
④「多読絵本:RAZリーディング」
テキストの語彙数は限られていますので、様々な分野の絵本を読むことを取り入れています。絵本を読むことで子供達は、独特の色彩、生活様式、日本とは全く違う違った文化の香りを楽しみます。
文字数の少ない絵本から始めて、読めることに自信をつけます。
前後の意味を推測する力を養い、英語やそれをとりまく世界に親しみを持ちます。
お教室の全生徒さんはアメリカの小学校のリーディング副教材「Raz-Kids」のレベル別絵本をご自宅で自由に読めるインターネット環境にあり、積極的に多読を進めたり、音読練習、録音をする宿題が教室から出されたりします。
2015年からは「テーマのある絵本」の精読を始める予定です。